博物館は人が五感で感動し、考え、そして交流することができる一つの運動体として機能すべきだと考えています。
そのため、本博物館は、以下の3つの機能を根底に据え、博物館活動を展開しています。

教育普及機能

八郎潟干拓や男鹿半島・大潟ジオパークに関する資料収集・調査研究とともに、村民・地域社会・教育機関と連携をとり、学校教育や生涯学習活動を行います。

情報提供機能

大潟村は大規模農業のモデル農村として出発・発展した村です。米作りのようすはもちろんのこと、村の歴史・農業・環境に関して展示・紹介しています。

交流拠点機能

本博物館は、大潟村民をはじめ周辺地域に広く開かれた学習の場と考えています。多くの情報発信と交流活動の実践の場として機能します。

  • 歴史の保存

    八郎潟干拓の歴史と大潟村の歴史、男鹿半島・大潟ジオパークに関する諸資料の収集・保存・展示を行う。

  • 芸術文化

    大潟村民をはじめ、地域の芸術文化活動の拠点して芸術文化分野の展示と講座を実施する。

  • 学校教育

    総合学習や体験学習の拠点として学習の場を提供すると同時に、村民の参画のもと、自然観察会や体験教室を実施する。

  • 農業・環境

    村民と秋田県立大学・県立大学短期大学部と連携のもと、現在の大潟村農業と環境について、展示・紹介を行う。

  • 広域文化

    周辺市町村に共通する八郎潟文化について、企画展示を実施する。