干拓の大地へのお誘い

大潟村案内ボランティアの会
会長 石原敏子

大潟村は八郞湖という湖を干拓してできた農業の村です。誕生して50年がすぎたばかりの新しい村です。全国各地から入植してきた村民は、水田を中心にメロン・野菜・花などの農業に取りくんでいます。
男鹿半島・大潟ジオパークは5年前に東北で初めて認定されました。男鹿半島は、7000万年の貴重な地層や岩石を見ることができます。
大潟村では、干拓によって生まれた大地に、豊かな里山湿地帯が形成され、たくさんの動植物が成育しています。特に、渡り鳥の中継地点として、春先にはハクガン、白鳥、鴨などが羽根を休めています。四季折々に80種類もの野鳥が観察出来る野鳥の楽園です。
私たち大潟村案内ボランティアの会は、干拓博物館を拠点として活動しています。館内で干拓の歴史をご覧いただいて、村内の広い田んぼや、海抜0メートルの大潟富士、10度で交わる日本で唯一の経緯度交会点などを巡ります。
案内ガイドは全員が村民で農業従事者です。依頼がありますと、田んぼから畑から日焼けした顔でかけつけます。皆様のお越しをお待ちしています。

大潟村案内ボランティアの会