大潟村ネイチャーポジティブ宣言をおこないました!
大潟村は令和7年6月2日(月)、大潟村干拓博物館において大潟村ネイチャーポジティブ宣言をおこないました。
-ネイチャーポジティブとは-
2030生物多様性枠組実現日本会議(J-GBF)が進めているもので、「自然再興」といい、自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させること(現在は生物の絶滅が進み「ネガティブ」な状態にある)をいいます。企業、地方公共団体、NGO等がその第一歩として、「ネイチャーポジティブ宣言」を表明することで実現を図ります。
この宣言をおこなったのは秋田県内の自治体では、大潟村が初であり東北6県の自治体では3番目となります。
-宣言の内容-
つぎの生物多様性国家戦略の5つの基本戦略のうち少なくとも1つに該当する内容を含むものとする。大潟村の場合、5つすべてに取り組んでいます。
基本戦略1
生態系の健全性の回復
基本戦略2
自然を活用した社会課題の解決
基本戦略3
生物多様性・自然資本によるリスク・機会を取り入れた経済
基本戦略4
生活・消費活動における生物多様性の価値の認識と行動
基本戦略5
生物多様性に係る取組を支える基盤整備と国際連携の推進
-大潟村の経緯-
大潟村はこれまで様々な事業を通じて生物多様性の保全に取り組んできました。その取組を継続することでネイチャーポジティブの実現を図るのが、大潟村ネイチャーポジティブ宣言の趣旨です。
平成13年(2001年) 環境創造型農業宣言
平成18年(2006年) 東アジア・オーストラリア地域フライウェイパートナーシップ(EAAFP)に参加
平成23年(2011年) 男鹿半島・大潟ジオパークに認定
令和4年(2022年) 脱炭素先行地域に選定
令和5年(2023年) オーガニックビレッジ宣言